講師紹介

ニア・デ・ヴォルフ(ドイツ)/ A-1

NIR DE VOLFF|GERMANY 

呼吸する身体の動きに着目し、自身で開発したムーヴメント・メソッドBBM(Breathing Bodies Movement)の指導を世界中の様々な教育機関、アートセンターなどで行う傍ら、作品創作も意欲的に行う、マルチなダンサー、振付家。

イスラエルのテルアビブで生まれ育ち、Bat Dor Collegeでダンスを学ぶ。3年間の兵役後、テルアビブの様々なカンパニーでダンサーとして活躍し、ピナ・バウシュ作『Viktor』イスラエルツアーに出演。2000年にアムステルダムに拠点を移し、自身の作品創作を開始。2004年からベルリンに移り、後に自身のカンパニーNIR DE VOLFF/TOTAL BRUTALを立ち上げる。以降ベルリンのDock11を拠点にヨーロッパ内外の主要劇場で公演を行うほか、様々な都市で国際的な多文化プロジェクトを手掛け、社会政治的なテーマとエンターテイメント性を融合させた活動を行っている。

当フェスティバル初登場!!
(Photo: Barbara Dietl)



シュカ・ホルン(ドイツ)/ A-2・E

ŠUKA HORN|GERMANY 

ドイツで生まれ育ち、12歳でブレイクダンスのトレーニングを始める。ロッテルダムのコダーツ大学でダンスを学び、バンコクの18 monkey dance theatreでインターンシップを経験。卒業後、スペインのR.O.P.A.で働き、ロッテルダム舞踊団の支援を受けてソロ作品を発表。2020年アテネに拠点を移し、ディミトリス・パパイオアヌー『Transverse Orientation』『INK』に出演。ヨーロッパ、アジア、北米など世界各地の大学、フェスティバル、ダンススタジオで学生やプロフェッショナルダンサー向けに指導を行っている。

パパイオアヌーの作品で強烈な印象を観客に与え、熱烈な支持のもと再来日!!



カティア・ムストネン(フィンランド)/ A-3・A-4・E 

KATJA MUSTONEN ||FINLAND 
フィンランド出身のダンサー、指導者、振付家。過去20年間、指導者としてコンテンポラリーダンス、即興、パートナリング、コンタクト・インプロヴィゼーションなど、様々なアプローチを組み合わせ、ダンスを学ぶ学生やプロ、ありとあらゆるムーヴメントの愛好家を対象に、国際的なフェスティバルや教育機関でワークショップを展開。2010年にフィンランドでコンテンポラリーダンス教育の修士号を取得し卒業。現在、フィンランドのカンパニーThe Dance Theater Minimiのダンサーとしても活動している。

存在のありさまやイメージを変容させ、具現化し、知識や感情、言語、雰囲気に伝導される身体の能力に関心を持つ。ダンスの枠にとらわれず、パフォーマーや振付家、指導者として多岐に渡り活躍している。

当フェスでも絶賛の人気講師が再来日!!!



エマニュエル・ユイン(フランス)/ B-1・B-2・E 

EMMANUEllE HUYNH |FRANCE 
ダンサー、振付家、教育者。

ベトナム人とフランス人の両親のもとに生まれる。パリ第1パンテオン・ ソルボンヌ大学にて哲学を学び、研究深化学位(DEA)を取得 。また、振付師モーリス・ベジャールべシャールがベルギーに設立したムードラ舞踊学校にてダンスを学ぶ。
自身の創作では文学、音楽、光、建築が社会に与える影響について探求し、他分野のアーティストと精力的にコラボレーションを行う。代表作に『Múa』(1995)、『A Vida Enorme』(2002)、『Cribles』(2009)、『SPIEL/シュピール・遊戯』(2011、舞踏家 笠井叡との共作)、『TÔZAI! 』(2014)、『Nuée』(2021)、『Embrasser un arbre, embrasser le temps』(2022)、など。2024年、パリで行われたLa Ville Danséeにてホー・チ・ミンを題材にしたパフォーマンス『Hô nhây mùa, une indépen-danse』をモベール広場で発表。2004年〜2012年、フランス・アンジェ国立振付センター(CNDC)芸術監督、2016年9月よりエコール・デ・ボザール(パリ国立高等美術学校)ダンス・パフォーマンスのスタジオチーフに就任。

昨年に引き続き、参加者のアツい支持に応えて再来日!!

(photo by Christian Robert)


フランチェスコ・スカベッタ(スウェーデン)/ B-3

FRANCESCO SCAVETTA|SWDEN 

 IMPULSTANZ(オーストリア)や、P.A.R.T.S.(ベルギー)、SEAD(オーストリア)、Greenwich    Dance(イギリス)など、主要なフェスティバル、大学、ダンス機関等で引っ張りだこ、カッティング・エッジな振付家。ノルウェーとスウェーデンを拠点にダンスカンパニーWeeを率い、これまで世界44カ国をツアーし北欧を代表するカンパニーとなる。抽象的で即興的な『A Surprised Body』や、奇妙で詩的かつ滑稽さや叙情、ユーモアを取り入れた『Hardly Ever』など、普遍的かつ、変化に富んだ幅広い作品群を誇る。リリーシング・テクニックやコンタクト・インプロヴィゼーション、そして太極拳などをバックボーンに独自の言語を開発している。Vitlycke-Centre for Performing Arts(スウェーデン)芸術監督。

フェスには6年ぶりの再来日!!!